治療方針


 当院の診察内容は、腰痛、肩こり、ひざの痛み、ひじの痛みなどの慢性疼痛疾患や骨折、捻挫、脱臼、擦り傷などの外傷、スポーツ障害、交通事故、関節リウマチ、痛風、骨粗しょう症です。
 人間の筋・骨・関節の動きのメカニズムはとても複雑です。そのため、身体の部位に過剰な負担や障害が加わるとそのメカニズムはすぐに破綻してしまい痛みとなって現れます。当院のリハビリテーションは、その身体の破綻したメカニズムを少しでも正常化し、痛みを取り除くことにあります。電気など機械だけの治療ではその複雑なメカニズムを正常化に導き、痛みをとることは困難な場合が多いことは、経験されている方も多いと思います。
 当院では、さまざまな原因から生じる障害に対して、患者様のニーズに合わせ医師・理学療法士によるリハビリテーションプログラムを立て、理学療法士による個別の徒手療法や運動療法、機器による筋力トレーニング、物理療法(温熱、牽引、電気治療など)を行います。リハビリテーション専門家の理学療法士による身体メカニズムの正常化に着目した治療により、多くの方が早期の社会復帰、家庭復帰、スポーツ復帰が可能となると思われます。
 当院は厚生労働省認可の運動器リハビリテーション(T)を取得し、整形外科クリニックとしては関東でも最大規模の人員となる10名以上の理学療法士にてリハビリテーションを行っております。また、リハビリテーションを予約制とし、待ち時間をできる限り少なくしています。患者様一人一人に担当の理学療法士がつき、患者様の現在の訴え・症状から検査・評価を行い、患者様一人一人にあった治療をおこなっていきます。
また、患者様に現在の症状・治療方針を細かく説明させていただくことで、患者様自身が病状を理解する治療を目指しております。そのため、当院のリハビリテーション来院後は患者様が自身で病気を予防することが可能となっていくと思われます。


 近年スポーツ人口は急増しており、それに伴い、発生するスポーツ外傷、スポーツ障害も激増しているのが現状です。骨折や脱臼、靭帯損傷、筋肉損傷(肉ばなれ)などのスポーツ外傷や様々な痛みは、できるだけ早期に的確な診断のもと痛みの原因を取り除かなければスポーツが困難になり、長期的に見ると日常生活の困難を生じる場合もあります。
当院では理学療法士により、患者様の障害が生じてしまう原因に対して治療するだけでなく、それぞれの競技フォームでの問題点を改善させていくことでパフォーマンスの向上を目指していきます。スポーツ時に痛みを生じてしまった方、スポーツをするときだけ痛みを生じる方、来院してみてはいかがでしょうか。

 関節リウマチやリウマチ性疾患に対しては院長自身がリウマチ財団登録医ですので、安心して診断、治療のご相談に応じることができると考えています。関節リウマチの多くは進行性の病気ですから、不安や恐れを抱くのは当然です。
また、ステロイド剤、抗リウマチ剤や消炎鎮痛剤など治療上いろいろな薬を用いることが多いため、薬の副作用に対して不安を抱いている方も多いようです。しかし、早期からの適切な治療で関節リウマチの進行を抑えたりコントロールすることは可能です。
 リウマチがどうか悩んでいる人も一度来院してみてはいかがでしょうか?

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